メッセージ 私の好きな言葉・・・MyPleasure!

■しゃべる仕事を生業としている私の原点は、幼少の頃、いつも寝る前に聞かされた父の創作童話です。
多忙な父が時間を見つけては語ってくれる物語を本当に楽しみにしていました。 その影響か、小学生の頃は詩や物語を書くことに熱中。 一方、人前で声を発するのも得意としていたようで、将来の夢は、アナウンサーになることでした。

■大学を卒業後、フリーアナウンサーとして、社会人の一歩を踏み出しました。
初めてのTVの仕事は、ワイド番組の事件レポーター。 社会的事件を扱う難しさと、それを放送でいかに興味を持たせるように話すかという難しさは格別で、 いまでも強烈な印象が残っています。 その後、ラジオ番組のパーソナリティーやDJを担当。 ことばだけで勝負するこの仕事にはまた違った難しさがありました。

■心機一転、クルーズ・ディレクターとして、大型客船・飛鳥に1年間乗船する機会を得ました。
毎日のようにパーティなどの船内サービスを行うハードな仕事でしたが、裏方の仕事を経験することで、 しゃべる仕事を客観的に見ることができるようになりました。

■最近は、色々な司会の仕事をこなしています。
さまざまな経験の中で、インタビューや司会は上達したのではないかと、ひそかに思っています。 また、勉強をし直している朗読の世界も大きな比重を占めるようになり、声と感性と表現方法を磨く魅力 を実感しています。

■「三つ子の魂百まで」とよく言いますが、振り返ってみれば、私は子供の頃から同じようなことだけに 熱中した人生を歩んでいるようです。
そのキーワードは『ことば』です。 いつもそばにことばがあったといっても過言ではありません。

■そんな私の好きなことば、それが"My pleasure!"です。
外国でサービスを受けたとき、"Thank you for・・・"に対して返ってくるこのことばが、 何とも素敵に感じられます。 "You are welcome"よりもっと「喜んで」という気持ちが表れている気がして、仕事はこの精神で いかなくちゃ!と思わせてくれます。 私は一つ一つの仕事に対して、いつもこのことばを忘れることなく、皆様方に少しでも喜んで頂けるよう、全力で応じたいと思っています。そして 今後も"My pleasure!"に負けない、自分の肉体から発することばをもっともっと磨いていきたい、 と願っています。

塙野ひろ子